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『…』
私は隣の警察官に首を横に振った
彼は何も知らない。オールフォーワンとの関わりもない。
警「…立て。行くぞ」
そのヴィランは直ぐに部屋から出された
敵「おいっ、話聞いてんのかサイコメトリー様よぉ！！」
私に向かって聞こえる罵声は扉が閉まる音と共に消えた
そのヴィランを始め、次々とヴィランが来ては出ていく。私はヴィランが来る度首を横に振った。
誰も情報を持ってない。
休憩を貰いつつ、私は数時間ヴィラン相手に個性を使い続けた
・
結局、情報は得られずその日は終わってしまった
公安に帰ったのは9時
私はお風呂に入るとご飯も食べず眠った
・
今日は横浜へ
この人も違う、この人も…
〈オールフォーワン知ってるか？俺誘われたんだぜ〉
あるヴィランの記憶から聞こえて来た声
『…オールフォーワンに誘われたっていうヴィランの名前は…ヒノキ？』
私の一言で部屋の空気が変わった
敵「っ…俺は関係してねぇ！オールフォーワンに誘われたっての聞いただけだ！！」
『そう、貴方は誘われたということしか知らない。でも名前が分かれば、だいぶ…』
目配せするとその警察官が急ぎ足で出ていく
隣にいる警察官はオールフォーワンに誘われた人物の名前を書き留める
オールフォーワンに関わる人物の重要関係者のため、警察官に彼の前で彼の生まれから育ち、家族、恋人の有無、犯罪歴等全てを話す
彼にとっては恥ずかしい事もトラウマも全て話さなければならない
『彼は高校の時、酷いいじめを受けていた。だいぶ子供じみた嫌がらせもありますが、いちばん酷いのは…性的暴力』
彼のされたことを話し出すとヴィランは暴れだした
敵「お…お前に何がわかるんだよ！！！どんだけ我慢したか分かるか！！？お前らには分からないだろ！！」
警「落ち着きなさい！」
敵「落ち着いてられるかよ！！！俺の過去を掘り出されて！！思い出したくないこと話されて！！正気でいられるかってんだよ！！！俺の何がわかるんだよ！！！」
『わかるよ』
誰にも分からないだろう苦しみも、私の個性では相手と同じように感じることが出来る
『私の個性はそれが分かっちゃうんだ』
私は彼に言った
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有汰(プロフ) - lokilokiさん» ええええええ！！いやいや！超馬鹿です！！なんか嬉しい！ありがとうございます！！嬉泣 (2023年2月19日 16時) (
レス) @page35 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 面白すぎる!!貴方は天才ですか⁉ (2023年2月18日 23時) (レス) @page33 id: 1aee02cf1e (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - たまごおいしいさん» ありがとうございます！！泣。ご期待に添えるように頑張りたいと思います！！！ (2023年2月14日 19時) (レス) @page31 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
たまごおいしい - つ…続きがすごく気になります。私の推しなのでとても嬉しいです。お身体に気をつけつつ頑張ってください。応援しています。 (2023年2月13日 0時) (レス) @page28 id: fe5976e051 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - 霜凪さん» そんなっ！恐縮です…。(嬉泣)めっちゃ夢主ばっかりで申し訳ございません。頑張ります！ありがとうございますっ！！ (2023年2月1日 22時) (レス) @page20 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有汰 | 作成日時：2023年1月22日 13時
