91 燈矢side ページ41
「…なんでだろうなぁ」
Aといると見ない"あの"夢は、Aと蛇腔病院で離れてから、また見るようになった
Aのそばではぐっすり眠れるんだよな
今でも不思議だ
「会いてぇな、俺のカゾク」
Aは轟の養子縁組が受理されたことをニュースで見た。
俺のカゾク。俺の家族はAとお腹の子だけだ
俺は認めない。
どう言った魂胆でAをカゾクとしたのか、分からない
会見じゃあ、守るためだとか何とか言ってたが、どうだろうな
「…もう、何ヶ月だ。産まれてるか？…いや、産まれたらニュースになるはずだ」
ヒ「あ、起きました？燈矢くん」
ひょっこりドアから顔を出したトガヒミコ
ヒ「最近ずっと魘されてるね」
「うるせえ、覗いてんじゃねぇよ」
ヒ「お腹の赤ちゃん、元気なのかなぁ」
だから聞いてんじゃねぇよ
「俺が1番聞きてぇよ」
あいつが今どうしてるのか、公安に保護されてることしか知らねぇ。
ヒ「そろそろここも出ないと危険みたい」
俺らはあれから場所を転々として隠れながら作戦を組む。
死柄木弔が完全なものになるまで
俺はエンデヴァーを完全に底に落とすため
「…いつ迎えに行けるかなァ。」
会いてぇ。
会いたくて仕方がない
"アレ"。ちゃんと届いてるかなァ
「…A。」
お腹の子供の名前はもう決まってんのかな
「…一緒に」
一緒に考えたかった
頭に手の甲を置くと指輪が冷たく額に触れる
俺らの指輪は俺の個性を使ってもどれだけ高い温度でも変わらずキラキラと輝き続ける
あいつと離れる時、俺はポケットに手紙と指輪を忍ばせた。会見でAが付けてるのを見て嬉しかったなァ…
ヒ「…燈矢くん？」
再び顔を出すトガヒミコ
「…くそ」
ソファから体を起こして、他の奴らが集まってる所へ重い足を運ぶ
あぁ、今日も寝不足だなァ
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有汰(プロフ) - lokilokiさん» ええええええ！！いやいや！超馬鹿です！！なんか嬉しい！ありがとうございます！！嬉泣 (2023年2月19日 16時) (
レス) @page35 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 面白すぎる!!貴方は天才ですか⁉ (2023年2月18日 23時) (レス) @page33 id: 1aee02cf1e (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - たまごおいしいさん» ありがとうございます！！泣。ご期待に添えるように頑張りたいと思います！！！ (2023年2月14日 19時) (レス) @page31 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
たまごおいしい - つ…続きがすごく気になります。私の推しなのでとても嬉しいです。お身体に気をつけつつ頑張ってください。応援しています。 (2023年2月13日 0時) (レス) @page28 id: fe5976e051 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - 霜凪さん» そんなっ！恐縮です…。(嬉泣)めっちゃ夢主ばっかりで申し訳ございません。頑張ります！ありがとうございますっ！！ (2023年2月1日 22時) (レス) @page20 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有汰 | 作成日時：2023年1月22日 13時
