貴方の手【我妻善逸】

拾 ページ10

一緒に来て欲しいんだ









え…




貴方｢え…？｣






一緒に…？






善｢炭治郎達に相談したんだ。君をここに置いていけない。だからって言って、君を任務に連れていくのは危険だから、1度宿に戻ってお留守番していて欲しいんだ。その日には必ず戻るから。これからは僕が君を守ってみせるから｣







ね？






優しく微笑みかけてくれた善逸さん







貴方｢…うん｣








私が頷くと彼は嬉しそうに




善｢よかった｣







そう言った









炭｢…終わったよ｣






2人誰かが歩いてきた。




善｢ありがとう。Aちゃん紹介するね。こっちが炭治郎。こっちは伊之助。｣





善逸さんは

炭治郎さん、伊之助さんの紹介をしてくれた。





1人は大きな箱をかかえた額の傷のある男の子



1人は…猪…？








善｢炭治郎。Aちゃん連れていくよ。｣






炭｢わかった。じゃあそろそろ｣






炭治郎さんは私に近づいてきた





炭｢Aちゃん。ここにはもう二度と帰れないかもしれない。家族に挨拶して行けるかい？｣









貴方｢うん…｣









私は家族のお墓まで連れてきてもらってお参りをした









・









・









みんな…これから私は善逸さん達について行きます。




今までありがとう。大好きだよ。ずっと忘れない。









・









・









・








貴方｢じゃあ…ね…バイバイ…｣









私は家族の前で笑ってサヨナラを言えたかな…？









善逸さんの元へ駆け寄って









彼は手を取ってくれて









そして









歩き出した

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