陸 ページ6
??「お、まだ居たのか」
後ろから誰かの声がした
振り返ると月夜で逆光になり影しか見えない
だけど、ギラっと光る目が見えた
影は人には見えないほど大きくボコボコとしていた
これはっ…
貴方「…鬼っ…!」
鬼「そうだよ。俺は鬼だ!ヒヒヒっ。ここのヤツらみんな食ったと思ってたけど、お前だけ残ってたんだな、ヒヒヒっ」
みんな……みんな鬼に食べられたのか…だから……
鬼「大丈夫さ。心配しなくてもすぐに家族のところに行けるからなあっ!?」
貴方「いやぁっ……!!」
私は必死に走り出した
鬼「おっ、まだ元気だねぇ。ヒヒヒっ」
鬼が追いかけてくる
来ないでっ…来ないで来ないでっ!!
食べられたくなんかないっ
貴方「あっ…!!」
ズザッ
足がっ
足を挫いた
もう走れない
これじゃあ食べられるっ……
鬼「お嬢ちゃん足速いねぇ…ヒヒヒっ。」
鬼がジリジリと私に近づいてくる
貴方「いやだっ!あんたに食べられたいなんて思わないっ!!!こないで!!」
鬼「おお、そうかぁ、ヒヒヒっ。」
どんどんと近づいてくる。
座りながら後ずさったものの、すでに後ろは行き止まり
もうダメかもしれない
覚悟を決めて
目を強く瞑った
貴方「……っ」
みんな……
・
・
・
??「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃ッ」
鬼「ぐっ……あああああああああああ!!??」
117人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有汰(プロフ) - songさん» ありがとうございます笑伊之助の女装編私も書きたいなって思うんですけど、漫画が買えてなくて、話がわかんないので、読んでからかけたらいいなと思います (2019年11月10日 14時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
song - 伊之助イケメンさっきはゴメンな↓ (2019年11月10日 7時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
song - 伊之助女装編みたい… (2019年11月10日 7時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
song - 可愛いんですけどのこの緊張感のなさ (2019年11月10日 7時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
song - 失礼しました!私は申し込まれませんね!ハイ! (2019年11月10日 7時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:有汰 | 作成日時:2019年10月29日 13時