【初小説】転生って、ま？ (ページ8)

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謎の女は語り続ける。「あなたは死んだの、分かるでしょ？だけれどその死は望まれていない死なのよ。多分一緒に飛び降りた男がそれを望んでいた、とでも言っておくわ。大事なことを伝えておくわね。あなたは＿＿＿＿＿＿ " 転生 " するのよ、それにプラスして能力までつけておくわ、さぁこの三つから選んで？？」

と長々と語られ目の前に出てきたのは何の色も変わらない黒の三つの水晶的な玉。

「これ何が変わるの、…」と女は「あなたの勘次第ってところね、さぁ早く。」めっちゃチキンやん…とか思いつつ真ん中に触れる、と…

「さぁ思う存分楽しむ事ね。」

とその言葉と同時に周りがキラキラし始めて
意識が消えていく＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。

あぁ神様、どうか願いが叶うなら幸せにしてくれ！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ふと、意識が戻った。どうやらベッドに寝ている。
聞こえてきたのは聞き慣れた声？「あのままだと目を覚まさないかもしれないんだよ？」？「んーん！いーんや絶対目を覚ますって！！」？「目を覚まさなかったら殺されるだけだって！」？「総統さんからやもん…」

え待って。私殺される？？…………嫌だよ。

咄嗟にベッドから降りて音を出さないように
ドアから出て閉める、さぁどう逃げるかだな…

どうやら軍らしきところに来てしまったらしく
あの二人は大丈夫だったのかぁ…？？

と警報が鳴り響く

"リーン！リーン！！リーンリーン！！"

『全員に告ぐ、この城に脱獄者が一名。
服は怪我人が着ているものなのですぐに捕まえろ！』

待って待って私やん。嘘でしょ。と鏡の前に立ちながら思う、その白いの(名前分からない)のを脱いでジーンズに黒のブラウス、髪は何かショートになってた。(！？)

とにかく走ってバレないように門に向かう、も
途中見つかりそうになって武器倉庫に入り込む。

随分走ってきたので息が、持たない…

「ったく…なんなの…でもあとちょっと…」
？「それな…頑張ろうぜ。…」「うん…。」
あれ。あれ、？私、だれ、と喋って…

首に鋭く冷たいのが当たる、な、ナイフ！？
と後ろを振り向くと見慣れたフードが。

「ゾム！？な、何してたの、大丈夫なの！？」
zm「大丈夫も何も俺は元からここの幹部やでw」

…え？いやでもそう言えばあの謎の女の人が…
「一緒にいた人がそれを望んでいた…」と話していた。まさか、まさか、ゾムが… 「連れてきた、？」

と彼はうんうんっと頷く。