五十三話 ページ6
『お兄さん方…暴力は行けませんぜ』
っと女の子の手首を握っている男の腕を握る
「あ?誰だ?」
『ただの通りすがり?ですかね』
「部外者が突っかかってくんな」
「お前みたいな餓鬼は帰って寝んねしてな」
「ぶっだははははは」
『そうだな…あんたら見たいな人間の底辺がこの子を離したら帰って寝んねしようかねぇ?』
「「「あ?」」」
「上等じゃねぇか…泣かせてやるよ」
男が女の子の手首を離して
拳が上がったので僕は不意打ちをしようとする
???「!?…手を出してはダメです!!」
『っ!?』
女の子の声に反応し手を引っ込め避ける
「ちっ…さっきまでの生き良いはどうしたぁ!!」
「こっちもいんだよ!!」
こんどは後ろか
「よそ見すんな!」
前からも…ギリギリのところでしゃがみ避け
直ぐに立ち上がって女の子の腕を引き
人混みの中に逃げ込む
「おい!待て!!」
???「…はぁ…はぁ」
『ひつけぇ奴らだな』
人混みの中に入っても追いかけてくる
人混みから出て人気がない場所まで行く
「馬鹿め」
「周りこめ!!」
???「このままじゃ…」
『口抑えてな!噛むぞ!!』
???「えっ?…ちょっと!!?」
女の子を横抱きし家の屋根に登る
???「す、凄い」
『しっ…』
天井から奴らの様子を見る
「逃がしたか…」
「探せ!まだここから変にいるだろ!」
『ここから離れるぞ捕まってな』
???「あ、はい!」
おいつらが追ってこない所まで逃げ
屋根から降りる
『もう居ないな…無理させたな怪我ねぇか?』
???「あ…はい…助けてくれてありがとうございます!その名前は」
『俺か?俺はA…宇髄Aだ!よろしくな!えぇっと…』
唯愛「私の名前は唯愛です…坂間唯愛っていいます」
『よろしくな!てかどうしてあいつらに追われたんだ?』
唯愛「あの人たちは…借金取りです」
『しゃ、借金取り!?』
唯愛「私の家は貧乏で借金してて追われているんです
一生懸命ここで働いても上手く行かなくて」
『…家族は?』
唯愛「…い、妹が一人」
『妹さんはいくつなんだ?』
唯愛「10歳です…貧乏なせいで学校にも行かせてあげれなく…二人家を追い出されて今は遊郭でお世話になっているんです」
『大変だな…』
唯愛「慣れました…いつかここを出て自由に暮らして見たいです…ごめんなさいただの願望です」
『…あ!そう言えばコレ渡したかったんだ』
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noppi(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年5月12日 23時) (レス) @page6 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日二コ x他1人 | 作者ホームページ:http://日ニコ
作成日時:2022年5月8日 19時