______Ｓな兄（kento.n）

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お兄ちゃんが退出してから、





ベッドの上で１人で考えていた。









まさかこんな展開になるなんて…




お兄ちゃんがドSだっただなんて信じられない。



さっき起きた出来事が嘘のように感じる。






だって、あんなに優しかったのにだよ！？





私のためにどら焼き買ってきた人だよ！？((







それがどうやったら、あんな風に…








まあ、全ては私が自分で荷物を部屋に片付けてなかったのが悪い。





片付けてても、お兄ちゃんは


気づいてはいたのかもしれないけど。







これから先、どう接していけばいいのだろう。




避けることはできないし…





なんてったって二人暮らし。



会話しないわけにはいかない。







あ、そういえば、と思って



時計に目を移すと“18:50”。







夕食の時間か…降りなきゃな…









とりあえず、何もなかった風に装っておこう。






そう心に決めて、部屋から出た。





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