第26Q ページ26
〜A〜
｢い、いま……今吉…さん？｣
今吉｢Aはなにをそんなビクついてるんや｣
｢だって怒って……｣
今吉｢そんなわけないやろ？ワシこう見えてめっちゃ優しいんやで｣
青峰｢何言ってんだ。腹黒メガネ。おいA！コイツには近づくなよ！！｣
今吉｢ええ〜。ひっどいわぁ。仮にも先輩やぞ｣
青峰｢うっせぇな！！｣
なんでみんな同じチーム内でこんなに仲が悪いんだろ
リコ｢結局入れたの？｣
｢え？あ、はい。でもちゃんと粉々に潰しましたよ？｣
リコ｢そういう事じゃないのよ。なんで入れちゃったの｣
｢んー……いいかなって｣
リコ｢思ったわけね｣
無造作に“ハバネロペッパー･辛辛オニオン”味が置かれてたんだよ？
カレーに入れたら絶対合うと思うじゃん？
てか、思った！！
ちゃんと隠し味になるように隠したから問題はない
それにカレーは辛いほうが美味しい
日向｢黒子くん。ちょっと一口食べてみなよ｣
黒子｢え……。口調がかなり怪しいです｣
日向｢いいからいいから｣
伊月｢水も用意しといてやるから｣
みんなが食べたがらない
もしかしてカレー嫌いだっただろうか
ガッツリ系にすればよかったかな
合宿の定番メニューと思ってたけど、ちゃんとみんなの意見を聞いておけばよかった
黒子｢…………｣
張り切って寸胴鍋いっぱいに作っちゃった
捨てるのもったいないから1人で頑張って食べよう
黒子｢すごく美味しいです。紫原くんのお菓子が良いアクセントになってます｣
｢そ、そうかな｣
黒子｢はい。やっぱりAさんは料理上手ですね｣
黒子くんはいつも真っ直ぐ褒めてくれるからむず痒くて照れくさい
熱を帯びたように顔が熱くなる
冷ますように冷蔵庫のお茶(2L)を一気飲みした
小金井｢おお！いい飲みっぷり！！｣
黒子くんは昔からそうだった
回りくどい言い方はしない
真正面から言葉をぶつける
正直なところ、それは苦手だった
嫌だからとかじゃないよ！？
普通に恥ずかしかったから
それで言うならキセキの世代は6人全員が、ストレートにハッキリと伝えてきた
特に赤司くんなんて｢NO｣を言わせない重圧だった
私が勝手に落ち込んでいるといつの間にかカレーが消えていた
見ると、お腹が膨らむまでおかわりをして食べてくていた
火神｢その、なんだ。こんなに美味いなら……毎日…でも、俺は食いたい。つか、食わしてくれ！！｣
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リンク - 更新したら絶対見る頑張ってください (2020年8月15日 6時) (
レス) id: dd4bcb9479 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - imariさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなってきてますが、思い浮かんだらすぐに更新していきます！！ (2020年6月8日 21時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
imari(プロフ) - とても面白いですね！続きがすごく気になります更新頑張ってくださいね！ (2020年6月8日 20時) (レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 花束を抱えてさん» コメントありがとうございます！こうして形にして応援してもらえると励みになります！！ (2020年6月8日 7時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
花束を抱えて(プロフ) - こんばんは！あまりコメントしないのですごい緊張しています汗私こういうの好きですよ！更新頑張ってください！！応援してます。 (2020年6月7日 23時) (レス) id: 04dac8455e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2020年4月20日 18時
