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第20Q ページ20

〜A〜




桃井「でも赤司くんには驚かされたね」


部活が終わって帰ろうしたら桃ちゃんが門の前で待っていてくれたから一緒に帰ることにした


こうして寄り道するなんて久しぶり



黒子くんオススメのバニラシェイクを飲みながら今日のことを話した


赤司くんっていつも突拍子もないことを考える


それも凡人には到底理解できないこと




「合宿するなら黒子くんとずっと一緒にいられるね」


桃井「っ……ゴホゴホ」


むせた


桃井「な……ななななん……っ////」


顔を真っ赤にしながら電柱に話しかけてる



桃ちゃんは黒子くん大好きだから激しく動揺してる


それでも青峰くんと同じ学校に行ったのは幼馴染みとして心配だったんだ



青峰くんが一番苦しい思いをしてたから



バスケが好きだからこそ才能の開花は青峰くんからバスケを楽しむ心を奪ってしまった




「桃ちゃんと黒子くん。上手くいくといいのにね」


桃井「ええ!?そそそそそそ……わ、わた……むむむむ……」


やたら「そ」と「む」が多い


桃ちゃんの恋は本気で応援してるんだけどな


黒子くんってなにを考えてるか読めないけど、いつだって相手のことを思いやる心を持ってる



「あれ?桃ちゃんの家ってこっちだっけ?」



桃井「ううん。Aちゃんを送って行こうかと」


「え!!?ダメだよ!桃ちゃんは可愛いんだから自覚して!?」


桃井「ううん!Aちゃんのほうが可愛いよ!!」


「いやいや!こんなデカいだけの私より桃ちゃんのほうが危ないよ!!ほら、桃ちゃん家行くよ」


回れ右をして桃ちゃんの背中を押して足早に家に向かった



桃ちゃんが中学の3年間どれだけナンパされたと思ってるの


それはもうすごいからね?

ギネスに載るぐらいだよ



ボディーガード(青峰くん)と一緒なら私だって文句はない



桃井「ねぇAちゃん」


「ん?なぁに」


桃井「私はね。テツくんのことは好き」


「知ってるよ?」


桃井「だからね。テツくんが幸せなら私はそれを笑顔で祝福できると思うの」


「ご、ごめん。言ってる意味が……」


桃井「えーー。分かんなかった?」


同性の私でもドキッとするような可愛らしい笑顔を向けた



青峰くんも大変だろうな




こんな可愛い幼馴染みがずっと一緒だと気が気じゃないよね



近すぎて良さに気付けないのも考えものだ


口では意地悪ばっかり言ってるのに、結局いつも桃ちゃんを助ける行動を取る

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設定タグ:黒子のバスケ , 愛され , アニメ   
作品ジャンル:アニメ
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リンク - 更新したら絶対見る頑張ってください (2020年8月15日 6時) (レス) id: dd4bcb9479 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - imariさん» コメントありがとうございます!更新が遅くなってきてますが、思い浮かんだらすぐに更新していきます!! (2020年6月8日 21時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
imari(プロフ) - とても面白いですね!続きがすごく気になります更新頑張ってくださいね! (2020年6月8日 20時) (レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 花束を抱えてさん» コメントありがとうございます!こうして形にして応援してもらえると励みになります!! (2020年6月8日 7時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
花束を抱えて(プロフ) - こんばんは!あまりコメントしないのですごい緊張しています汗私こういうの好きですよ!更新頑張ってください!!応援してます。 (2020年6月7日 23時) (レス) id: 04dac8455e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆ | 作成日時:2020年4月20日 18時

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