第15Q ページ15
〜A〜
バスケ部に入って早数週間が経った
放課後、体育館に行くと背番号7のユニフォームを着た大きな人がいた
え……誰だろう
ユニフォーム着てるってことはバスケ部の人なんだろうけど……
私と同様、黒子くんと火神くんもリアクションに困ってる
リコ｢鉄平！？アンタなんで……出番はもっと後でしょ｣
木吉｢俺もそう思ってたんだけどさ。この話しって大会がないから早めに出しとこうっていう作者の都合らしいぞ｣
伊月｢まぁ……なんでもアリの世界だからな。ここは｣
小金井｢木吉って……絶対出てこないと思ってた｣
日向｢確かに｣
リコ｢誠凛はこのメンバーとばっかり｣
木吉｢ええ！？(泣)｣
黒子｢すみません。僕も思ってました｣
火神｢
木吉｢君らに関してはここでも原作でも初めましての段階だと思うんだけど｣
とりあえずユニフォームにはツッコまないのかな？
いくらやる気のある人とはいえ練習に着る人は初めて見た
変わってる
その言葉に尽きる
リコ｢まぁ、出てきちゃったもんはしょうがない！練習始めるわよ｣
扱いが雑！
原作ではこの人が
もっと褒め称えるべき存在なんじゃ……
そういうキャラ設定なら口を挟むのはお門違い
｢あ、あの！お名前！！なんて言うんですか？｣
木吉｢ん？あぁ。このー木なんの木♪気になる木〜♪の“木”に、大吉の“吉”で木吉だ｣
｢あ、はい｣
木吉｢んで、鉄アレイの“鉄”に平社員の“平”で鉄平だ｣
｢あ、はい｣
体育館に沈黙が流れた
自分から聞いといてあれだけど……どうしよう！！？
誰かに助けを求めると監督がハリセンで木吉さんの頭を叩いた
リコ｢普通に自己紹介にしなさい｣
木吉｢こっちのほうが覚えやすいかなと｣
日向｢そういうのマジやめろって｣
喧嘩してるとはいえ仲良いな
1年間ずっといたらあんな風になれるのかな
じゃあ私達は……？
3年間ずっといたのに、最後は決別したようにあっけなく中学生活が終わった
まるで最初からそうなることが決まっていたかのように
5人にとってあの3年間はどんな時間だったのだろうか
チームを信用しない勝利を得て嬉しかっただろうか
個々の恵まれた才能をもっと活かす方法があったら、きっと何かは変わっていたのかもしれない
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リンク - 更新したら絶対見る頑張ってください (2020年8月15日 6時) (
レス) id: dd4bcb9479 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - imariさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなってきてますが、思い浮かんだらすぐに更新していきます！！ (2020年6月8日 21時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
imari(プロフ) - とても面白いですね！続きがすごく気になります更新頑張ってくださいね！ (2020年6月8日 20時) (レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 花束を抱えてさん» コメントありがとうございます！こうして形にして応援してもらえると励みになります！！ (2020年6月8日 7時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
花束を抱えて(プロフ) - こんばんは！あまりコメントしないのですごい緊張しています汗私こういうの好きですよ！更新頑張ってください！！応援してます。 (2020年6月7日 23時) (レス) id: 04dac8455e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2020年4月20日 18時
