キセキの世代を筆頭に一人の女の子が愛される

第1Q ページ1

〜A〜




今年から私も高校生


たくさんの部活紹介には目もくれず、一直線にバスケ部に向かった



リコ｢マネージャー志望なんだ｣


まじまじと顔を見てると、可愛いマネージャーさんが飲み物を出してくれた



桃ちゃんもそうだけど、どうして運動部のマネージャーはみんな可愛いんだろう

しかも仕事も出来る



日向｢ん？あぁ、リコは監督だから｣


｢あぁ。監督なんですか。……監督！？｣


制服着てるけど実は先生だったりするのかな



すっっごく若く見えるけど一体何歳なんだろ



気になるけど女性に歳を聞くのは失礼だよね



お肌とかツルツルしてるし20代よりももっと若い感じがする


教育実習生とか？


それなら納得


日向｢色々と言いたいことは分かるが、リコはれっきとした高校生だ｣


リコ｢詳しいことは後日話すわ。桜花Aちゃんね。じゃあ明日の放課後、体育館に来て｣


｢はい。それじゃあ失礼します｣


入部届けがいっぱいあるけど、彼の名前は見つけられなかった



まだ来てないのかな？




まぁ、心配しなくても彼ならバスケ部に入るだろうからその内会える



リコ｢あ！ねぇ！！どこの出身かだけ教えて｣


｢帝光中です｣


リコ｢え…………ええぇぇぇ！！！！｣









｢〜♪｣



早く明日にならないかな



待ち遠しくて楽しくて、鼻歌交じりにスキップしながら今日のところは家に帰った









･




小金井｢一枚入部届け集め忘れてるっスよ｣


リコ｢え？いけない。えーと……黒子テツヤ……って、帝光バスケ部出身！？｣


小金井｢あの有名な！？｣


リコ｢しかも今年1年ってことは“キセキの世代”！？なんでそんな金の卵の顔忘れたんだ私！！さっきの奴はアメリカ帰りで“キセキの世代”のマネージャーまで……今年 1年ヤバい！？｣

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