誓います。3 [ 緑∞ ] (ページ24)

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Aside

夜になってたぁが来る時間になった。

この状況で来られても全然嬉しないな。

病気じゃないのに病気みたい。

ｺﾝｺﾝ))

はいというとドアが開いて入ってきたのは
丸ちゃん。

隆｢がっかりした？｣
A｢ううん｣
隆｢なんか不機嫌やけど、どうしたん？｣
A｢つーわーり！｣
若干の八つ当たりも含めて言うと

｢それでか。大変やなあ、妊婦さんて｣
丸ちゃんは多少私が怒っても動じない。

隆｢匂いとか僕大丈夫？｣
A｢臭いかってこと？｣
隆｢ちゃうよ、なんか匂いに敏感になるってネットで見たから。｣
A｢あー、それで。今んとこ大丈夫よ｣

わざわざ調べてくれたんか。
丸ちゃんのそういうところ全然変わってない。

隆｢なら良かった。あ、大倉はさっき職場から電話があって戻っちゃいました｣
A｢そうなんや、忙しいの？｣
隆｢大倉が担当してるプロジェクトが忙しいみたい｣
A｢へぇー｣
隆｢来られても嬉しくない？笑｣
A｢うん｣
隆｢僕にだけなん？怠そうにするん笑｣
A｢うん。たぁに出来ひんやろ｣
隆｢それは褒めてんの？笑｣
A｢褒めてるよ｣

たぁに見せれないわけはない。

けどなんか

丸ちゃんには
どう思われてもいいやと思う。笑

それは別に

どうでもいい存在やからではない。

私は丸ちゃんの色んな姿を見てきた。

今更隠すことはもはやない。

それはただ言いたい事を言い合える仲とかじゃなくて

遠慮もするし気も使うけど

時に怒れて時に一緒に泣ける。
いい距離感で心地いい。

そういう関係。