誓います。3 [ 緑∞ ] (ページ14)

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忠義side

初めて聞いた話にびっくりしつつも
思ってたことは自然と出てきた。

｢Aがそうしたいなら俺もそうしたい｣
と言うとAは嬉しそうに笑った。

大丈夫なんて
無責任なことは言えない。

Aはそれを知ってる。

｢よし！じゃあ書く！｣
Aは産むか否かを問う書類にサインした。

スマホが鳴って見てみると
村上くんからLINEの返信。

さっき送ったとこやのに早っ。

信『妊娠おめでとうさん。
色々大変やと思うけどいつでも頼ってや。
Aちゃん不安そうな顔してたけど大丈夫？
お前がおったら安心やと思うから
なるだけ傍におってあげるんやで。

ほなまた』

A｢信ちゃんから？｣
忠｢えっ、あっ、うん｣
A｢見せて｣

俺はベッドに付いてる机にスマホを置いた。

忠｢村上くんと何話してたん？｣
A｢最近どう？とか｣
忠｢ていうか何でおったん？｣
A｢友達が入院しててお見舞いに来てんて。」
忠｢そうなんや｣
A｢スマホありがとう。あ、そうや。丸ちゃんに言わな。｣
忠｢ほんまや、忘れてた笑｣

俺はスピーカーの設定にしてから
丸ちゃんに電話を掛けた。