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1週間後ー
翔太 side
ドラマの撮影のため
2泊3日泊まることになったA。
朝が早かったから
まだ寝てる羽菜に半泣きで
バイバイして家を出た。
羽菜が産まれてから初めての泊まりの仕事。
物凄く心配されたけど
最近羽菜と過ごす時間が長かったから
このタイミングで良かったなと思う。
今日は保育園が休みの日だから
羽菜を連れて収録に来た。
連れていくのは3回目。
Aがこれからのことを考えて
事務所に話してくれたお陰で
マネージャーさんに荷物は預かってもらっている。
抱っこ紐で仕事に行く日が来るなんて。
｢お、しょっぴー。おはよー！｣
先に乗ってた康二。
テンション高っ。
し｢おはよ。｣
｢あ、羽菜ちゃん。今日はよろしくね｣
と羽菜にニコニコして声をかけてくれた。
こ｢A大丈夫やった？｣
し｢いや、全然。朝早かったから寝てる羽菜に
半泣きで｢行ってきます｣って言ってた。笑｣
こ｢マジか。笑 羽菜ちゃんより寂しがってるやん。笑｣
チャイルドシートに羽菜を座らせると
康二がずっとこっちを向いている。
こ｢めっちゃ目合うな、羽菜ちゃん。｣
し｢康二が見てるからじゃん｣
こ｢マジレスやめてっ。
あ、そうや。しょっぴーあれやったら寝ててもええで。
羽菜ちゃん見とくし｣
し｢寝れないから大丈夫｣
こ｢心配なん？｣
し｢心配｣
こ｢そっか。分かった、
でも、眠たなったら言うてな｣
し｢うん、ありがとう。寝るわ｣
こ｢えっΣ(ﾟдﾟ；)｣
し｢あははは笑 嘘嘘、笑笑
起きとくから大丈夫笑｣
こ｢もぉー！なんの嘘なんよ！｣
し｢ごめんごめん笑｣
何かも分かってないのに笑う羽菜。
誰に似たんだか、よく笑う。笑
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作者名：N
| 作成日時：2022年6月4日 23時
