10人目の雪だるま。15(( W.Shota )) (ページ35)

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北斗 side

YouTubeの撮影前、

ジェシーと京本は
前の仕事終わりに来るらしく
みんなで待ってると

ドアが開いて

あ、ジェシー来た。と思ってドアの方を見たら

Aがいた。

ほ｢え？｣

しん｢Aじゃん！｣

じ｢なんでいんの？｣

｢ちょっとみんなに差し入れ渡しに行ったの｣

ジ｢報告あるらしいよ｣

ゆ｢報告？｣

｢報告！｣

しん｢なんの？｣

｢それはきょもが来てからね｣

じ｢えーっ、きょも待つの？｣

｢なんでえーなの？笑
待ちなさいよ｣

立ちっぱなしもしんどそうなので
椅子を用意すると

｢ありがと｣

と言ってくれた。

ゆ｢ていうか、、もうすっかりお母さんだね｣

ジ｢Motherだね｣

｢なんで英語？笑
まぁ、そうだね。もう半年経ってるし｣

しん｢そっか、半年かぁ｣

じ｢あ、そうだ。どっちなの？性別｣

｢いや、それはきょもが来てからね｣

じ｢性別分かったの？｣

｢いや、だからきょもが来てからね。
で、きょもっていつくんの？｣

ほ｢どうだろ、、、10分後ぐらいじゃない？｣

｢そうなんだ、あの人何してんの？｣

ほ｢なんでそれを俺に聞くの？｣

｢知ってそうだから｣

じ｢地味にいじってるよね、笑｣

｢いじってないよ、普通に聞いてる｣

ほ｢もうそんな俺と京本いじる人いないよ？｣

｢いや、だからいじってないよ｣

しん｢何してるか教えてあげてよ、北斗｣

ほ｢えっ、あ、なんか、、今度の舞台のやつ、、らしい｣

｢あぁ、舞台ね。なるほど。
見に行く頃にはもう産まれてんのかぁ、｣

Aがお母さんになるなんて

まだよく分からないけど

きっと、可愛い子が産まれるんだろうな、