10人目の雪だるま。7 (( W.Shota )) (ページ48)

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A side

曲が終わりお辞儀をすると

拍手に包まれた。

体勢を起こすと

｢Aー！｣

とメンバーの声が響いた。

｢え？｣という私に

笑いが起こる。

えっその反応なんで？

と思ってると

バックステージにメンバーがいる。

ひ｢どうも｣

スノ-ひ+貴｢SnowManです！｣

｢せーの、｣

と翔太が言うと

お客さんとメンバーが

｢お誕生日おめでとう！｣

と一斉に言い

HappyBirthdayの曲が流れた。

バックステージから
私がいるメインステージまで歩いてくるメンバー。

さ｢どう？びっくりした？｣

｢びっくりしてない｣

さ｢えっなんで？｣

｢だって皆さ、ずっとよそよそしいんだもん。｣

こ｢バレてるやん、｣

あ｢無理だったかー｣

ラ｢しーちゃんの勘凄いね｣

｢逆になんかされるんだと思ったら
そっちが気になって緊張しなかったから良かったよ｣

し｢お前それ嫌味？｣

｢嫌味だよ｣

め｢ていうかA綺麗だね｣

｢それ今言う？｣

だ｢ドレス歩きにくくてごめんね｣

｢大丈夫だよ、舘｣

だ｢って言うけど地味にずっと文句言ってたよね｣

｢だって事実だもん。｣

だ｢傷つくなぁ、｣

｢冗談だよ、ごめん。｣

メインステージに着くと

椅子が用意された。

横にいちになる皆と向かい合うと

翔太が1歩前に出た。