10人目の雪だるま。7 (( W.Shota ))

331 ページ31

ラウール side



ステージに上がってきたしーちゃんは


今まで見たきた姿の中で一番輝いている。




｢よいしょっ。あ、マイク入っちゃった。笑
着慣れないもの着るとテンション上がりますね。
って、、誤魔化せてないか。すみません。｣


この空気感でそれが言えるしーちゃん。笑


｢改めまして、皆さん
本日はお越しくださいまして
ありがとうございました。

お分かりかと思いますが
タイトルの｢2013-2020｣は
私がSnowManになった年と
デビューした年です。

メンバーと過ごした7年間の全てを
私なりに表現できたらと思い
衣装は全て舘が考えてくれて
ダンス曲は全てひーくんの振り付けで
演出や構成はメンバーに相談しながら
決めました。

だからこのコンサートも
1人で立ってるのではなく、
メンバーと立っています。｣



それをちゃんと言ってくれるしーちゃん。


思わず泣きそうになる。



｢とは言いつつも、、
いつもなら緊張して
ラウの手を握りしめてしまう私ですが
メンバーといると思うだけで
落ち着いて挑めました。

この調子で、残り9公演も
挑めたらいいなぁって
思ってるんですけど、、
寂しくて死にそうだから
無理そうだなぁ。笑｣


9人で

ツアー中死ぬほど連絡が来そうだね、

なんて笑いながら話してたのに


そんなふうに言われると
なんだかこっちまで寂しい。

332→←330

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す