10人目の雪だるま。2 (( W.Shota ))

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翌日ー


A side



今日はお昼からYouTubeの収録。


一番乗りで着いたので一人でスマホをいじってると


｢おはよ、｣と入ってきたのは翔太。


何を言うわけでもなく私の隣に座った。


し｢読んだよ、1万字｣

｢ほんとに？｣

し｢うん｣

｢わざわざ買ったの？｣

し｢まぁ、うん、、買った｣

｢なんで？｣

し｢何となく、、、｣

｢どうだった？｣

し｢知らないこと多いんだなぁって思った。
悩んでることとか泣いてたこととか、、｣

｢でも知ったら知ったで
変な感じになるだけだったと思うよ｣

し｢確かにそうだけど、、
ちょっとぐらい相談してほしかったな、｣

｢ごめんごめん｣

し｢まぁでも言わない感じもAらしいけどな｣

｢翔太も言わないタイプだよね｣

し｢そうだな、、、聞かれないと言わない｣

｢良くないね｣

し｢ね｣



翔太とするこういうなんでもない話が

意外と一番楽しい。

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