10人目の雪だるま。2 (( W.Shota )) (ページ37)

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A side

｢美味しっ！｣

私は康二がチョイスしてくれた
オシャレな丼屋さんで
今日初めて食べるご飯に感動した。

こ｢相当我慢してたんやな｣

｢朝1万字インタビュー受けて
終わったのがちょうど連絡くれた時で
そっから移動しながら
今度の会報の打ち合わせして
夕方にラウと撮影して、今｣

こ｢食べる時間無かったん？｣

｢あるはあったかもしれないけど
集中してたらお腹すいたの忘れちゃって｣

こ｢身体作り照にぃにアドバイスもらってるんやろ？｣

｢そう｣

こ｢怒られるやつやな｣

｢うん、ちゃんと食べろって言われてるのに、、、｣

こ｢まぁ忙しい時はしゃーないんちゃう？
そんな氷のう当てながら仕事してたんやし｣

｢だといいけど。
ほんと喉がねぇー、、、弱すぎる｣

こ｢昔からやもんな｣

｢そうそう。｣

こ｢休みあるん？｣

｢今月はない｣

こ｢じゃあ後半カスカスになるコースやな｣

｢うん、かもしれない。｣

こ｢心配なるから無理せんといてや｣

｢うん、もちろん。
昔大阪行った時カッスカスのことあったもんね｣

こ｢そんときそういう体質って知らんかったから
めっちゃびっくりしたもん｣

｢康二が " えっ何！？声出えへんの！？ "
って焦ってたの思い出すなぁ｣

こ｢そっから筆談だけで過ごしたもんな｣

｢そう。もうメモずっと持ってた｣

こ｢懐かしいなぁ、｣

同じグループになる前から

お互い寂しがり屋すぎて

何かあれば電話してくれるから

康二にしか話してないこともある。