10人目の雪だるま。2 (( W.Shota ))

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康二 side


｢こーくんお待たせ｣

と待ち合わせ場所に来たA。

氷のう持ってるってことは
今日結構喉使ったんやな、


Aはこーくんと康二両方で呼んでくれる。


こ｢俺もさっき来たとこやから大丈夫｣

｢それ来てないに言うやつだよね｣

こ｢バレた？｣

｢だってスケジュール的にさっきじゃないもん｣

こ｢Aはほんまそういうの気にするね｣

｢待たすの嫌なんだもん｣

こ｢変わらへんなぁ。で、どこ行く？｣

｢康二は昼ご飯食べた？｣

こ｢昼は食べた。まさか食べてないん？｣

｢朝から何も｣

こ｢えっマジで？｣


時計はもう19時をさしてる。


こ｢お疲れさんやな、｣

｢お腹空きすぎて死にそう｣

こ｢じゃあ、がっつり食べよっか｣


思い当たるご飯屋まで歩いてると


｢私昔カメラ嫌いだったじゃん？｣

こ｢そうやな｣

撮ろうとしただけで
本気で怒られた。

今思えば悪いことしたな、

｢平気なったのって康二のおかげだったなぁって
さっき撮影しながら思い出した｣

こ｢嬉しいけど
なんちゅうときに思い出してるん、笑｣

｢あとしぃって呼ばれてたのも思い出した｣

こ｢あー、呼んどったな｣

｢なんで呼ばなくなったの？｣

こ｢いや、遊んでた頃は年下やし
後輩やって勝手に思ってたんやけど
よう話聞いたら先輩やったから｣

｢いやそんな差ないでしょ｣

こ｢それ言うたら照にぃが、、｣

｢でも逆にそれ言うとひーくん私より後だよ｣

こ｢、、、そうなん？｣

｢私ひーくんに隠し事しないけど
これだけは絶対言わない｣

こ｢じゃあここだけの話にしとこか、笑｣

｢うん、笑｣



2人だけの秘密が出来てもうた、笑

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