10人目の雪だるま。2 (( W.Shota )) (ページ1)

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翔太 side

楽屋に着いた。

｢翔太｣

って普通に話しかけてくる。

当たり前なのに

凄い悲しい。

｢Aんち泊まったの！？いいなぁー翔太｣

と昨日泊まったことを聞いて
うるさい佐久間。

さ｢Aんち泊まりたい｣

｢いや、別に翔太泊まりに来たん訳じゃないからね｣

さ｢えっじゃあ何しに？｣

｢ソファーで寝ちゃって、、、、｣

さ｢寝ちゃって？｣

Aは一瞬俺を見た。

｢起きなかったの、全然｣

さ｢なんで翔太見たの？｣

｢いや、なんか、、、色々思い出して｣

さ｢翔太一回寝たら起きないもんなぁ、、｣

｢何回呼んだことか｣

さ｢あ、じゃあAのご飯食べたの？｣

し｢うん、｣

さ｢いいなぁー、、、｣

｢いや、今日泊まらせてくれないなぁみたいな顔しないで｣

さ｢ちぇっバレたか｣

佐久間との楽しそうなやり取り。

いいな、佐久間。

俺も普通の男友達みたいに話したい

でも、もう無理だ

我慢する気ない自分もいるから。

し｢Aのすっぴん可愛かったな｣

さ｢えっ翔太見たの？｣

｢お前余計なこと言うな、｣
と言ってないけど睨まれた。

し｢見たよ｣

さ｢A何気に見せてくれないよね、｣

｢当たり前でしょ｣

さ｢なんで？｣

｢、、、マナー的に｣

さ｢その間何？｣

｢間なんかないよ｣

さ｢あるでしょ｣

｢ないない｣

さ｢あ！あれでしょ！｣

｢何？｣

さ｢俺に見せたくない｣

｢そんなわけないでしょ｣

さ｢即答しないでよー｣

Aがさっきの間の時に

俺を見たのは気のせいかな、