10人目の雪だるま。1 (( W.Shota ))

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A side



そんなことがあっていいわけない


だって、翔太は


私のことメンバーとしか思ってないし。



それでいい。それ以上なんか無くていい。



あんなになんの迷いもなく
ひーくんに辞めるとか言ったくせに


結局私は


翔太が好きだ。



むしゃくしゃしながら髪の毛を乾かして

ソファの下に座り
翔太にブランケットをかけると



腕を掴まれて抱きしめられ


え？この人寝てるよね？


と戸惑ってる私の耳元で


｢A｣って言った。



ほぼ添い寝状態になってるのに

翔太は全然起きない。


動けない、、、、、


全然腕離れないし、、、、




どうしたらいいのか分からないし

近ずきる翔太の顔と掛かる寝息。



何この状況、、起きたらどうしよう、、、



と思いつつも眠くなってきたな、、、



絶対寝たら駄目だ。

起きないと、、、、

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