10人目の雪だるま。1 (( W.Shota ))

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A side




ひ｢そんな時代があったって
こうやって普通に話せる日が来るなんてな、、｣

｢ほんとにみんなのおかげよ｣

ひ｢同じグループになるって知った時
マジかって思ったけどね｣

｢だろうね｣

ひ｢でも逆に印象にめちゃめちゃ残るし
それが良くない方にはならないとは
みんな思ってたよ｣

｢ほんとに？｣

ひ｢俺が嘘言うと思う？｣

｢ううん｣

ひ｢Aがなんの努力もしない奴だったら
話変わってたと思うけど
男の中に混ざっても
なんの違和感もないパフォーマンスじゃん？｣

｢ひーくんにそれ言われるの嬉しい、｣

ひ｢俺らが今ほど仲良く無かった時も
ずっとみんなと仲良かったのはAだし｣

｢まぁ確かに、、｣

ひ｢尖りに尖ってた時も
後輩に優しかったのはAだし｣

｢みんななんか凄い後輩に
当たり強いなぁって思ってた、笑｣

ひ｢いつかそうじゃなくなるって
知ってたからでしょ？｣

｢うん、いつまでもこれでは無いだろうなぁって。
阿部ちゃんも変わらなかったしね｣

ひ｢佐久間と翔太のあの感じどう思ってたの？｣

｢いや、根はそんなこと言えるタイプじゃないのに
2人とも凄い頑張ってんなぁって。｣

ひ｢Aはあん時交流あったの？後輩と｣

｢あったよ、今と変わらずSixTONESもだし
めめも康二も。さすがにラウは知ってる程度だったけどね。｣



ひーくんは｢目黒がさ、この前言ってたんだけど｣

と思い出したように話し始めた。

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