239 ページ39
A side
久々に一緒に囲むご飯。
美味しい、美味しい言ってくれる蓮。
幸せだなぁ。
ご飯を食べ終わって
片付けをしようとする本日の主役の蓮。
「いや、今日はいいよ」
「よくない、させて」
と両者1歩も譲らない接戦を繰り広げていると
日菜が泣き始めた。
「ほら、泣いちゃった」
「別に蓮でもいいじゃん」
「じゃあ、ジャンケンしよ」
蓮がパー、私がグー。
負けました。
蓮の片付けが終わると
泣き疲れた日菜は寝た。
ソファーに2人で座り、TVを観る。
私は隠してたプレゼントを
蓮が見てない隙に取った。
「はい、これ。お誕生日おめでとう」
「ありがとう、開けていい?」
「うん」
中には
「おっめっちゃいいじゃん!」
蓮に似合いそうな服をプレゼント。
「私服見せる機会多いでしょ?
蓮もう既にいっぱい持ってるから
要らないかもと思ったんだけど、、、」
「全然嬉しい!ありがと」
「ほんとはちょっと、、、」
「ちょっと?」
「3人でお揃いもいいかなぁって、、、」
「いいじゃん、お揃い」
「もうちょい日菜がおっきくなってからにしようってなって、やめた」
「別に2人でお揃いでもいいじゃん」
「憧れるけどそんな年じゃない」
「関係なくない?」
「あるよ、」
「まだ24だよ?」
「もう24だよ」
「いいと思うけどなぁ、歳とか関係なく」
「じゃあ考えとく」
さっきから言い負かされしまう。
「よし、じゃあここで。
こちらをご覧下さい」
「えっ何!?」
私はスマホで動画を再生した。
564人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
N(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます。して頂くこと自体は可能ですが、話の展開としてかけるかどうかは分からないです。 (2021年2月20日 21時) (レス) id: 3c3ba36437 (このIDを非表示/違反報告)
あい - リクエストってしてもよろしいですか? (2021年2月20日 13時) (レス) id: 21402c20e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:N | 作成日時:2021年1月5日 23時