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A side


ここで言わなかったら

もう二度と言えない。


そんな気がしたのは
告白の返事をした時と同じだ。



「蓮がいたらな、って思うこと正直結構ある。
忙しいのも帰りが遅くなるのも理解してるようで
してなかったんだと思う。
限界かも、、って頭に過ったのは事実。
でも、私は蓮が働いてる姿が大好きだし
テレビに蓮が映って
日菜に"あれパパだよ"って言うと
分かってないとは思うけどニコニコするし。
いつかちゃんと認識する日が
来るのかと思うと楽しみだなぁって。」


その時はちゃんと

パパかっこいいでしょ?

って言いたい。


「仕事をセーブしてとか休み取ってとか
そんなこと言わないし、言いたくない。
何より蓮が仕事大好きなの知ってるし。
だから責めないで。
蓮がちゃんと日菜のこと
大切に想ってくれてるだけで嬉しいから」

と言うと蓮は「うん」とだけ言った。


「働いてた職場の上司の人の旦那さんは
いつまで経っても
親の自覚みたいなの芽生えなくて
挙句の果てに他人事みたいに言い始めて
喧嘩して離婚したらしい」

「それは酷いね」

「だから蓮は全然マシだよ、」

「なら良かった」

「目冷やす?」

「あぁ、うん。ごめん」


私は冷蔵庫に保冷剤を取りに行った。


腫れたまま仕事に
行くわけに行かない


っていうか行って欲しくない。




蓮に言いたいこと言って


心が凄い軽くなった。

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N(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます。して頂くこと自体は可能ですが、話の展開としてかけるかどうかは分からないです。 (2021年2月20日 21時) (レス) id: 3c3ba36437 (このIDを非表示/違反報告)
あい - リクエストってしてもよろしいですか? (2021年2月20日 13時) (レス) id: 21402c20e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:N | 作成日時:2021年1月5日 23時

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