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A side
薄ら聞いてたし
察してはいたけど
こんな破壊力あるの？
大好きな人の恋愛シーンって。
"観て欲しいけど、
嫌だったら観なくてもいいよ"
って言われたけど
蓮が頑張ったんだから観たい！
と軽い気持ちで観たのが間違いだった。
これでこんな破壊力あるんだから
恋愛ドラマなんてされた日には終わりだな、
結婚したのに
思ってたより自分が
ヤキモチ妬きなんだと言うことに
頭を抱えていると
｢ただいまー｣と声がした。
｢えっA？具合悪いの？｣
｢違うよ！｣
｢良かったー、で、どうしたの？｣
｢観ちゃったの！｣
｢観ちゃったって？｣
｢ドラマ！｣
｢あー、、、なるほどね。
でも観てくれてありがとう｣
｢いいえ。ていうか、おかえりなさい｣
｢ヤキモチ妬きさん、ただいま｣
｢うるさい｣
｢でも妬いたんでしょ？｣
｢妬きましたけど何か？｣
｢大丈夫、演技だから｣
｢知ってるよ｣
ヤキモチ通り越して恥ずかしい。
｢A｣
｢ん？｣
｢いつまで顔隠してるの？｣
ソファのクッションで顔を隠してる私に
近づいてくる蓮。
｢近い｣
｢いいじゃん、近くても｣
｢恥ずかしいから離れて｣
｢嫌だ｣
クッションを取ろうとする蓮
と
取らせない私
の攻防戦。
結局折れて私がクッションを離すと
キスされた。
｢お母さんになってもヤキモチ妬いてね｣
と頭をポンポンされ
蓮は晩御飯を作りに行った。
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N(プロフ) - mikaさん» コメントして下さってありがとうございます。気が付かず、申し訳ございません。更新しておきます！ (2020年12月13日 14時) (
レス) id: 315d28e662 (このIDを非表示/違反報告)
mika(プロフ) - いつも拝見させていただいております。158話が抜けて更新されておりますのでお手隙の際にご確認をお願いします。 (2020年12月13日 12時) (レス) id: 04f4e5dc5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：N
| 作成日時：2020年12月9日 23時
