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A side
時々申し訳なさそうな顔をする蓮。
そんな顔、1番見たくない。
一緒にベッドに入り向かい合う。
｢Aっていっつもこっち向いてるよね｣
｢実家とベッドの向き一緒だからかな｣
｢あーそっか。壁こっちだもんね、｣
なんの話？っていう話をしてると
蓮は仰向けになった。
｢いつか、、この間に子供が寝たりするのかな｣
蓮もそんなこと思ったりするんだ。
｢するんじゃない？｣
｢Aはどっちがいいとかあるの？｣
｢そうだなぁ、、、どっちでもいいけど
2人は欲しい｣
｢俺もそれは思う｣
｢私めっちゃ兄弟欲しかったもん、｣
｢親に欲しいとか言ったことあるの？｣
｢ある。サンタさんにお願いしたし
七夕にも書いたもん｣
｢めっちゃ欲しいじゃん｣
夢に出てきたこともあったっけ。
｢でも今考えたら無理な話だった｣
｢なんで？｣
｢最近知ったんだけど昔身体悪くて、
中々そんな子供とか考えれる感じでは
なかったんだって｣
｢へぇー、今めちゃめちゃ元気なのに？｣
｢そうなの、私も最近聞いた｣
｢そっか。じゃあ、絶対兄弟だな、｣
｢うん、｣
あの頃の幼い私に
分かる分からないじゃなくて
サンタさんの存在以上に
お母さんは必死に
言わないようにしてたんだと思うと
蓮のところと仲良くするようになったのも
なんだか分かる気がした。
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N(プロフ) - mikaさん» コメントして下さってありがとうございます。気が付かず、申し訳ございません。更新しておきます！ (2020年12月13日 14時) (
レス) id: 315d28e662 (このIDを非表示/違反報告)
mika(プロフ) - いつも拝見させていただいております。158話が抜けて更新されておりますのでお手隙の際にご確認をお願いします。 (2020年12月13日 12時) (レス) id: 04f4e5dc5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：N
| 作成日時：2020年12月9日 23時
