166 ページ16
A side
私は今車に乗っている
蓮が運転する車に。
一応後部座席にいる。
ていうか、、
｢どこ行くの？｣
と言うと
｢いや、それは言えない｣
｢なんでよ、｣
｢変なとこには連れてかないから大丈夫｣
教えて貰えないまま
着いたのはショッピングモール。
え？
と思ったけど
蓮は着くなり行きたいお店があるのか
なんの迷いもなく進んでいく。
立ち止まったのは
女性服のお店。
なんで？
とはあえて言わないでおこう。
｢ちょっとここで待ってて｣
と言われてベンチに座って数分待ってると
｢はい、これ｣
と紙袋を渡された。
中を見ると可愛いヒールの靴が入ってる。
｢あげる｣
｢え？なんで？｣
｢いや、、履こうしてた
靴履けなかったでしょ？｣
私が靴を変えたのを気にしてくれてたんだ。
｢ありがと｣
｢シンデレラみたいに履かせようか？｣
｢恥ずかしいから大丈夫｣
靴を履いて立ち上がると
｢サイズ大丈夫そう？｣
｢大丈夫。なんで分かったの？｣
｢勘｣
｢凄っ｣
｢嘘、さっき見た｣
｢なんの嘘？｣
｢勘のほうがかっこいいかなって、、｣
｢そこでかっこつける必要ある？｣
｢あるよ、、かっこいいと思われたいもん｣
なんか恥ずかしくて笑うしかないけど
いつまでもそう思ってて欲しいな、
ってちょっとだけ思った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 489人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
N(プロフ) - mikaさん» コメントして下さってありがとうございます。気が付かず、申し訳ございません。更新しておきます！ (2020年12月13日 14時) (
レス) id: 315d28e662 (このIDを非表示/違反報告)
mika(プロフ) - いつも拝見させていただいております。158話が抜けて更新されておりますのでお手隙の際にご確認をお願いします。 (2020年12月13日 12時) (レス) id: 04f4e5dc5f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：N
| 作成日時：2020年12月9日 23時
