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蓮 side
目覚ましが鳴った。
時間は6時。
この時間に起きるの久々だな。
試しにAにLINEしてみる。
『おはよ』
と送るとすぐ既読になった。
『おはよう』
『この時間起きてるんだ』
『習慣だったからか
たまにこの時間に起きちゃうんだよね』
『体調どう？』
『うーん、、可もなく不可もなくかな』
『そっか。』
『まぁ、でも悪くはなってないから安心して』
『うん、分かった。』
『じゃあ今日もお仕事頑張ってね』
『おう、頑張る』
家を出てマネージャーさんの運転する車に乗ると
先に乗ってたのはしょっぴーと佐久間くん。
しょっぴーは爆睡してる。
｢めめ、おはよ｣
｢おはよ、佐久間くん。しょっぴー爆睡だね｣
｢そうなんだよ、全然起きない｣
と言ってしょっぴーのほっぺを
つんつんする佐久間くん。
｢これは着いてから起こすの大変だな、｣
俺もつんつんしてみる。
｢朝から面倒くさいな｣
｢そうだね｣
面倒くさいとか言いながら
本当は思ってないことは
佐久間くんの顔見れば分かる。
むしろ楽しみな顔してる。
数分後、現場に着いて
車が止まった。
全員揃って賑やかになってるはずなのに
全然起きないしょっぴー。
｢翔太ー｣
｢しょっぴー｣
｢翔太くーん｣
｢しょっぴ丸ぅー｣
｢翔太ー｣
｢なべさーん｣
｢翔太ー｣
各々呼んでみると
しょっぴーは起きた。
｢あ、しょっぴー起きた！着いたよー｣
隣に座ってたラウールが可愛い声で起こした。
当の本人はめちゃくちゃ半目。
よろつきながら車を降りるしょっぴー。
大丈夫かな、笑
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作者名：N
| 作成日時：2020年10月11日 14時
