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聖剣の持ち主 ページ29

学校の屋上へ行くと、魔術を使う所長が。



所「Stars,cosmos,gots,animus,hollow,void,anima,Animusphere.」



どうやらここに飛ばされた時の私と同じように、石に魔力を込めているらしい。



するとキャスターが所長のすぐ後ろで実体化した。



ク「精が出るな。」



所「こんなものでも無いよりマシでしょ。」



ク「ふぅ〜ん…。」



そう反応すると、石のいくつかを取った。



所「ちょっと!勝手に触らないで!」



『所長、私にも分けてもらいたいです。』



所「Aまで!なんなのよアンタたち!人が作ったものを!」



『冗談だよ所長、だからそんな怒らないでって。』



はぁ…、とまた呆れたようにため息を吐く所長。



所「大事なことを確認していなかったのだけれど。」



ク「なんだ。」



所「セイバーのサーヴァントの真名は知っているの?何度か戦っているような口ぶりだったけど。」



キャスターは所長に背を向け、所長から取った石を手の上で小さく投げながら答える。



ク「…あぁ、知っている。ヤツ(セイバー)の宝具を喰らえば誰だってその正体に突き当たるからな。」



『…。』



所「うん…?」



ク「王を選定する岩の剣のふた振り目。お前さんたちの時代において最も有名な聖剣。」



















ク「その名は、約束された勝利の剣(エクスカリバー)。」





________________



更新お久しぶりです。


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これからもうちょっと頻度上げるよう努力します。

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作者名:きなこもち | 作成日時:2018年5月3日 13時

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