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(俺、制服なのになぁ…。)
と、呑気なこと考えてる内に体育館前まできた。
(…ん?誰かいる?)
シューズの音が体育館の中から響く。
が、それに気付いてない様子の日向。
『おい日向、誰かいるみた…い、』
日向の顔が、物凄くワクワクしてるんだなっていう顔をしていて俺は一瞬息詰まった。
(…俺にはこんな顔、もうできないんだろうな。)
と、思った矢先。
日向の顔が一気にげんなりと変化した。
『…?』
日向の目線の先を見てみると、
『…………飛雄…?(ボソッ』
日向「お…お前…!」
影山「…お前去年の、…と、誰だ?」
…まぁ気づくわけないか、
『一般人です。』
と言いながら挙手をする。
影山「名前を知りたいんだよ俺は。』
『中山、中山曉。…っていうか、日向と影山は知り合いなのか?』
影山「知り合いじゃねぇよ。去年試合で…。ってお前こそなんで俺の名前知ってるんだ?」
『え、あ、いや…お、俺も去年試合見てたりしてたから…。(まず何部なんだよコイツら;)』
影山「ふーん、俺はお前見たことないけどな。」
『そうだろうよ、俺弱小校出身だから…。(悟られるな俺、、。)』
日向「俺を空気にすんな!」
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HNT(プロフ) - 荒しや中傷はやめてね。 (2016年5月1日 10時) (レス) id: a7fd3b6c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HNT | 作成日時:2016年5月1日 9時