たとえ、君が犬でも -結- 【JM】 (ページ4)

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黙って怒りにギラギラ燃えてるヒョンを見ていたら、

HS「お前がメンタル荒れていくの、俺が見過ごせると思ってんの？良い加減にしろよ」

って、悔しそうな顔で、俺の顎掴んでた手を頭に持ってくと、ぐしゃぐしゃって。

HS「自分で上がってこれないなら、手を貸してやるから」

怒ってたくせに、心配でたまらないって声で、

HS「絶対にお前を否定しないし、非難しない。腹たってるから殴るし呆れるかもしれないけど、絶対に」

HS「絶対に、嫌いになったりしないから、話してくれ」

HS「俺に、お前を助けさせて」

こんな事言われて、落ちない人間、いる？

ホビヒョン。

俺も、そろそろ辞めたいと思ってたんです。

お互いに後悔しかない、

それでも手放せない。

だって手を放して、彼女が他の男のものになったりしたらどうすんの。

体だけでも手に入れたら、

心がなくても手放せなかった。

これ、なんて泥沼？

一人でなんて、這い上がれないよ。