二人が一緒に歩く方法【YG】 (ページ35)

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SJ-3 ページ35

YG「ジンヒョン、お腹空きませんか」

夕方過ぎにユンギが電話掛けてきて、俺はちょうどご飯を食べてるところだった。

「俺今、ラーメン食べてる」

そっちにも聞こえてるでしょ？とわざと大きな音でズルズルさせると、

YG「あー、俺も食べようかな…ちょっと、電話で話すの何かなと思ったんですけど」

そう言って、一瞬口ごもった。

「ん、どしたの」

何か相談かな、と問い返してみると、ユンギはすごく普通のことみたいに、

YG「俺、彼女とまた付き合うことにしたんで、その…ヒョンには迷惑かけたから、一応、報告しとこうかなって」

て言うからさ。

ブバッ、て麺が口から全部容器に戻って行ったよね。

それから辛い汁が鼻に入って、もう大混乱。

YG「大丈夫ですか？」

「ゲッホゲホがはごへ、大丈夫じゃないよ！何！中間報告も全くなくて、いきなりだからヒョンびっくりするよ！」

て叫んだら、ユンギ、笑ってやんの。

YG「中間報告、できたらよかったんですけど、マジで無いんですよ。わかれて、間空いて、こないだ会ったら、なんか…普通に」

普通になに、

元に戻ったって？