二人が一緒に歩く方法【YG】 (ページ32)

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You-2 ページ32

別れを切り出した方から、未練がましくみっともないなんて、思う余裕もなかった。

ユンギが店に来てくれたあの日、私はずっとペンだった本物がご登場て感じの、好きメーターがマックスで、溢れた気持ちが全部出ちゃって。

その、

つい。

ほんとはもっと、状況が落ち着くのを待ちたいと思ってたのに。

カトクでは全然、友達を装っていられたのに。

ユンギが目の前にいたら、全然ダメだった。

目で、顔で、態度で好きって送ってしまった。

ただ、愛しいって。

好きだって、思ったから。

そしたら、私はユンギをたくさん傷つけたのに、そんなこと無かったみたいに、私に触れるから。

YG「俺のこと、まだ好きなの？」

そんな、私たちがやり直せるきっかけを、与えてくれるもんだから。

こっちこそ、これは夢なのかな？て思うくらい、私をまだ好きだって、隠そうともしないから。

まだ、なんてもんじゃない。

これから先も、ずっとずっと。

未来永劫、私はあなただけを、愛するよ。

贖罪の気持ちは最初だけ。

あとはもう、

ただ嬉しくて、

心地よくて、

夢中だった。