二人が一緒に歩く方法【YG】 (ページ16)

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テレビ番組の待ちの間、グガとジンヒョンはずっとゲーム、ジミンはちょっとお手洗い、ユンギヒョンは寝ていて、ナムジュンは読書。

俺は暇だったので控室のモニターを見て、ヨジャドルの愛嬌を見て心を癒やすことにした。

TH「ホソギヒョン、例えばですけど」

すると、いつの間にか傍らに立っていたテヒョンが、俺に話しかけてきた。

「んん？なに、なんか、最近そう言ってくる奴多いな。流行ってんの？」

そう言って笑ったけど、テヒョンはものすごく真剣な顔をして、俺を見てこう言った。

TH「例えばですけど、世界的スーパースターが結婚するとしたら、それは許されることですか？」

想像の斜め上の質問で、思わず吹き出してしまった。

この子はまた、何見たからそんなことを疑問に思ったのか全然わからないんですけど。

「え、なにそれ。許されないわけなくない？」

TH「ですよね。もし、今、許されないとしたら、理由はなんだと思います？」

「なになに？これなんの禅問答？世界的スーパースターに知り合いでもいるの？て、俺たちそうじゃん。俺たちの中で結婚したい人いるってこと？」

TH「…例え話です」