You-3 ページ42
この私の知らない砂糖野郎が、予告なく玄関ピンポンした掃除機を家に招き入れて、夕食を作っていた私を強襲したのは、つい1時間前のこと。
ワールドツアーが無くなったって言っても、BTS全体の仕事はほんとに忙しそうだし、ほんと毎日会社かどこかに行ってて、帰宅も遅い。
ユンギはなるべく家に帰って食べてくれるようになったから、私は全然寂しくないけど、
『なんで君は、ほぼ毎日うちでご飯食べてくの?』
私最近、ユンギの彼女じゃなくて、ジョングクさんのオモニになってる気がする。
JK「ヌナのご飯が、ここ最近食べたものの中で1番美味しいと思うからです」
YG「だってさ」
嬉しくない?って目で言うのやめて。
小学生の読者感想文かと思ったわ。
『彼女んち行きなさいよ。もしくは彼女に作ってもらってくださいよ…上手だって言ってた気がしますけど?たぶん』
JK「それ誰の彼女の話ですか?俺の彼女は料理上手じゃありませんし…今彼女の話したくありません」
YG「ケンカしたんだって。かわいそうだろ」
だから良いだろ、ってお願いじゃなくて決定で訴えるのやめて。
あと彼女、料理上手じゃないんかい。
そんなら、むしろそっちに料理教えてあげるから、ジョングクさんじゃなくて彼女を呼んでくれないかな。
ジョングクさんの食事量だと、手首腱鞘炎になりそうなくらいスパルタ花嫁修行になるけど、愛があるなら、乗り越えられるでしょ?
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作者名:フネ55 | 作成日時:2022年12月3日 8時