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「…!!!ヒョン!!!!まって、ほんとやだ!」

とっさにジンヒョンの腕を掴んで、ぎゅうっと握ると、ヒョンはその手をバシバシ叩いてきた。

SJ「やだじゃないよ、俺だってやだよ!」

ジンヒョンの方も泣きそうな情けない顔をしていたので、思わず言葉を無くしてしまった。

ヒョンは俺の腕を両手で掴んで、揺さぶりながら絶望的な言葉を言った。



SJ「…でもこれはもう、お前にも、俺にも、手に負えない。隠すのは無理だよ」



「ヒョン…!」

SJ「ヒョン以外の言葉忘れちゃった?セジンヒョンが来たら、そんな事言ってらんないからな。お前、覚悟しておけよ」

血の気が引くなんてもんじゃない。

俺はあまりの事態に、眼の前が真っ暗になって、立っていられなくて、ずるずる床にしゃがみ込んでしまった。


セジンヒョンに、

こんなの見られたら、

俺がやったことを知られたら、





がっかりされる。






そんなの、

耐えられない。





身体の震えが、止まらない。

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作者名:フネ55 | 作成日時:2022年11月28日 0時

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