１７ 廉side ページ17
雑誌の撮影で紫耀と二人のカットがあるらしく、撮影待ちのため二人だけで楽屋にいた。
あの日からしばらく経ってるけど、タイミングが無くてほとんど紫耀と話してへん。気まずいままや。
居心地が悪くて手元の雑誌に目をやる。
紫「そういえば、廉にいいお知らせがあるんだけど。」
紫耀がテンション低くそう呟いた。
そのテンション、絶対いいお知らせちゃうやろ。
紫「あれからさ、海人の事抱いてないよ。チャンスはいくらでもあったけど。」
紫耀がちらりとこちらの表情を伺う。
紫「あと、これは悪いお知らせ。」
紫耀が体ごとこっちを向いて、向かい合わせになる。
紫「俺、あいつのこと本気だから。
あいつの心も何もかも、俺だけのものにしたいと思ってる。
だから中途半端な関係をリセットしただけだよ。
…もう我慢の限界に来たんだよね。」
紫耀が挑発的な目を向けてきて離さない。
廉「なんやねん、そんな簡単にリセットとか…。
俺も海人のこと……ずっと前から好きやから…苦しいくらい。
紫耀には、渡されへん。」
紫「へぇ、やっと認めたじゃん。」
ちょうどいい距離感から海人をこっそり想って、いつかこの想いが無くなるのを待ってようとした。
けど、紫耀に抱かれてる姿を見たとき、しっかり立てんくなるほど胸が痛くなった。
誰かのものになる海人を黙って見てるなんて、俺には到底無理やったんや。
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Calckakkii2(プロフ) - この話好きすぎてこれでもう3回読み返します…よろしければまたしょうかいのお話読みたいです！ (2020年5月18日 21時) (
レス) id: f8a4e793a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - やっぱり何度読んでも面白いです！続編、新作などのこさんの描くもの何でも読みたいです！ (2020年5月11日 7時) (レス) id: 60d775cbe8 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - Annさん» ありがとうございますー！小悪魔かい私も大好きです！長くなっちゃいましたが、また思い出して読んでください笑！ (2019年7月14日 22時) (レス) id: e9d59d8006 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - ゆんさん» 私の妄想楽しんでいただけたようで光栄です！廉担さんには申し訳ないです…！パロディでよければ他の作品も是非読んでみてください(^ ^) (2019年7月14日 22時) (レス) id: e9d59d8006 (このIDを非表示/違反報告)
Ann(プロフ) - のこちゃんお疲れ様でした〜〜素敵な作品を作ってくれてホントにありがとうございます〜小悪魔なかいちゃん大好きです！！多分この作品をもう一度読みます。ホントに大好きです！！ (2019年7月3日 12時) (レス) id: 7b21c62c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のこ | 作成日時：2019年5月16日 15時
