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その後、いつも通り廉と他愛もない話で笑っていたら、俺のスマホが鳴った。紫耀からだ。
海「あ、電話だ。出るね。」
特にやましい事は無いけど、廉から離れて電話に出る。
紫「おー海人、これから暇？焼肉食べに行こうぜ。」
海「もちろん行くよ！今廉と一緒なんだよー！」
紫「そうなんだ。でも、今夜は二人じゃ…だめ？」
紫耀が少し語尾を弱めて聞いてくる。
これは例のお誘いだな。
海「ふふっ、分かったよ。今まだ収録スタジオなんだ。」
紫「じゃ車で着く頃連絡するわ。」
電話を切るとずっとこっちを見ていたような廉の目と合った。
海「どしたの？廉。」
廉「ん、なんでもない。」
廉は何か言いたそうだけど…やましい事があるからこれ以上はダメ。
海「さてと、俺らも帰りますか。」
紫耀と俺には秘密の関係がある。
―― 先月 ――
海「しょおー、ご馳走さま。いつもいつも本当にありがとうね。」
お酒も飲めるようになって、ほわほわした頭で紫耀に抱きつきながら感謝を伝える。
紫「いつもの事じゃん、急にしおらしくなってどうしたん？」
海「なんか俺ばっかり甘えてさ、ずっとこの関係が続くのは紫耀に悪いなぁと思って。
何かお返しさせてよ！なんでも言うこと聞くよ！」
なんでもいう事聞くなんてふざけて言ったら、紫耀が静かになった。
そして抱きついていた腕を取られて、無理やり目を合わせてくる。
紫「なんでも言うこと聞いてくれんだ？」
海「う、うん。紫耀の言うことなら。」
紫「じゃあさ、溜まってるから抱かせてよ。」
紫耀の熱を持った目から逸らせない。
これ、本気なんだ…。
海「えっ…」
紫「俺の言うことは聞くんだろ？」
元来、貞操観念が緩い俺は、紫耀の事は好きだしいいっか、なんてお酒に浮かされた頭で考えた。
海「ん…いいよ。紫耀なら。」
紫耀はふっと笑って、海人の唇に軽くキスをした。
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Calckakkii2(プロフ) - この話好きすぎてこれでもう3回読み返します…よろしければまたしょうかいのお話読みたいです！ (2020年5月18日 21時) (
レス) id: f8a4e793a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - やっぱり何度読んでも面白いです！続編、新作などのこさんの描くもの何でも読みたいです！ (2020年5月11日 7時) (レス) id: 60d775cbe8 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - Annさん» ありがとうございますー！小悪魔かい私も大好きです！長くなっちゃいましたが、また思い出して読んでください笑！ (2019年7月14日 22時) (レス) id: e9d59d8006 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - ゆんさん» 私の妄想楽しんでいただけたようで光栄です！廉担さんには申し訳ないです…！パロディでよければ他の作品も是非読んでみてください(^ ^) (2019年7月14日 22時) (レス) id: e9d59d8006 (このIDを非表示/違反報告)
Ann(プロフ) - のこちゃんお疲れ様でした〜〜素敵な作品を作ってくれてホントにありがとうございます〜小悪魔なかいちゃん大好きです！！多分この作品をもう一度読みます。ホントに大好きです！！ (2019年7月3日 12時) (レス) id: 7b21c62c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のこ | 作成日時：2019年5月16日 15時
