3 ページ3
それから数日
夕「今日もプリンスは騒がれてますね」
鈴「日常茶飯事ってやつ」
『....』
今日も廊下ではプリンスとやらが歓声を浴びている
カッコいいとは思うけど
プリンスって言われるとどうかと思う...←
鈴「思ったんだけどさ、なんでいつもあそこで話してるんだろうね」
夕「それ私も思った」
鈴「だよね、Aも思わない?」
『え？』
急に話を振られる
いや、私に言われても、興味ないし分りません。
『あれじゃない、あいつがいるから』
なんとなくテキトーに思いついたことで
クイッとあごでプリンスと話す輪の中の人を指す
鈴「あー小林ね〜」
夕「小林かー」
『そう小林』
鈴「噂をすれば小林が」
夕「来た」
小林(春人)「なにー俺の話？」
嬉しそうに笑いながら登場してきた
鈴「そう君の話」
春人「へ〜嬉しい」
夕「あ、Aを見た」
鈴「うん、A見たね今」
春人「見てない」
鈴「見た、確実にAに向けた言葉」
会話に私が入る間もなく進められる会話
いや、何を言っているの君たちは
別にこいつに見られても何ともならないし
なのに、そう言われるこいつはまんざらでもない顔
『きもい春人』
春人「うっせペチャパイ」
『...』
.
春人「あー!!ごめんごめんってば許して！」
『許さない』
こんな私たちは、幼稚園からの幼馴染
身長私の方が大きかったのにでかくなりやがったこの野郎
夕「相変わらずの」
鈴「夫婦」
あ/春「うるさい！」
夕「ハもった」
鈴「私が代わりにご飯買って来るから仲良くしてて〜」
『あ、ちょっと待って！』
みごとに置いてかれました
春人「置いていかれたね」
『春人のせい』
春人「俺と２人きりになれて嬉しくないの？」
『嬉しい人いないと思う』
春人「おい、その口塞ぐぞ」
『塞げるなら塞いでｍ...!』
春人が勢いよく顔を近づけてきた
『!?』
春人「おしかった〜今」
あちゃーなんておでこに手をあてながら悔しがる
何がおしかったの！
今、キスしようとしたよねこいつ
『もー戻ってよ！』
春人「何照れてんだよ〜」
春人の背中を押しながらふと視線を外した
『ぁ』
.
また目があった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 458人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆みるく☆(プロフ) - 叫んでしまいそうです．．．覚悟して見ます．． (2017年9月3日 20時) (
レス) id: 8fda3adf96 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ☆みるく☆さん» あと30分くらいですね、、、、見ますけど耐えましょう、笑 (2017年9月3日 20時) (レス) id: 4569724c21 (このIDを非表示/違反報告)
☆みるく☆(プロフ) - 今日のGENE高やばいですよね．．泣 あたしも今日が命日になりそうです．． (2017年9月3日 9時) (レス) id: 8fda3adf96 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ペロットさん» 私も想像してじわじわときてますw (2017年8月24日 17時) (レス) id: 4569724c21 (このIDを非表示/違反報告)
ペロット(プロフ) - 玲於がタンバリン叩いてる姿を想像して笑っちゃいました(*´∀｀) (2017年8月23日 6時) (レス) id: 5da238d020 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：葵 | 作成日時：2017年8月19日 1時
