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『帰ろう〜」
帰りのHLも終わりぞろぞろ教室を出て行く
私も帰り支度を済ませ、鈴と夕を待つ
鈴「今日どこか寄ってく？」
『んー久しぶりにモール行こうよ』
夕「珍し、Aが誘うなんて」
『なんでw」
そんな他愛もない話をしながら生徒玄関を出て
正門へと歩いていると、
夕「あれ？なんか正門のほう騒いでない？」
鈴「ほんとだ、女子が群がってる」
夕「もしかしてー？」
『？』
騒いでいる女子の群れへ近づいていくと、
...え
「....」
私服姿で壁にもたれる佐野くんがいた
なんで佐野くんがいるんだろう
会いたかった佐野くんが目の前にいるのに
驚きとドキドキとしてくる鼓動で何もできずその場に立ちすくむ
夕「え、佐野くんじゃん」
鈴「誰か待ってたのかな、ね、A」
『んー、そうなんじゃない？、行こ』
私には関係ないんだろうから歩きだした
「ぁ、Aちゃん！」
後ろから聞いたことのある声で私の名前を呼ぶ声に
思わず立ち止まる
いや、だけど私の名前なんてどこにでもあるし
私だって限らないんだから
勘違いなんて恥ずかしいから
振り向かずまた歩き出した瞬間、
グイッ
「待って」
腕を掴まれ引き止められる
後ろを振り向くと、
『..佐野くん？」
「...」
「話したいことあるから来て」
『ぇ、ちょっと佐野くんっ』
それだけ言うと、
周りの叫ぶ女子なんておかまいなしに
私の腕を掴んだまま歩き出した
なんで私を？
だとしたら、正門で待っていたのは私だったのかな
私の手を掴んで一歩前に出ている佐野くんの後ろ姿
今日見る玲於くんは私服姿で
普段見慣れている制服姿しか見たことないから
私服姿が新鮮で玲於くんはこうゆう服が好みなんだ
と後姿を見て思う
かっこいいな..
「ここでいいかな」
『え、あ、うん..』
立ち止まった佐野くんは振り返って
ある場所を指差してそう言った
そこは古びた小さな喫茶店
こんなとこに喫茶店なんてあったんだ
「あんまり人少ないからさ」
『そうなんだ』
まだ離されない手を引かれ喫茶店の中へと入った
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☆みるく☆(プロフ) - 叫んでしまいそうです．．．覚悟して見ます．． (2017年9月3日 20時) (
レス) id: 8fda3adf96 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ☆みるく☆さん» あと30分くらいですね、、、、見ますけど耐えましょう、笑 (2017年9月3日 20時) (レス) id: 4569724c21 (このIDを非表示/違反報告)
☆みるく☆(プロフ) - 今日のGENE高やばいですよね．．泣 あたしも今日が命日になりそうです．． (2017年9月3日 9時) (レス) id: 8fda3adf96 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ペロットさん» 私も想像してじわじわときてますw (2017年8月24日 17時) (レス) id: 4569724c21 (このIDを非表示/違反報告)
ペロット(プロフ) - 玲於がタンバリン叩いてる姿を想像して笑っちゃいました(*´∀｀) (2017年8月23日 6時) (レス) id: 5da238d020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2017年8月19日 1時
