冷凍したら解凍された【ころん】

6　過去編 ページ7

Aside

はじめましての君は今より幼くてかわいく思えた

とても綺麗な顔立ちでこんな私でも見とれてしまった

こ「あのー、お悩みですか？」

『はい』

こ「どうゆうお悩みですか？」

『えっとー、家族のことを』

こ「良かったﾎﾞｿｯ」

今良かったって？

こ「すみません！！いつも恋愛相談ばかりで、、、しかも委員への好意の相談で、、、」

そうなんだ

こ「あっ！僕の名前は青柳論！！皆からは、ころんとか呼ばれてるんだ！まぁ、呼び方は何でも良いよ！」

随分元気な人だな

こ「立ってるのもなんだし、座って」

本当にこの人に相談してもいいのだろうか

言われた通りに座る

にしても距離が近いような

こ「ほらほら、話して見てください」

悪そうな人には見えないから

私の家庭事情を全て論さんに話した

そしたら

ｷﾞｭｯ

『へっ』

こ「辛かったよね！よく頑張ったね！！」

初めて誰かに身を委ねた

初めて誰かに優しい言葉を掛けられた

論さんが優しくて熱い涙が出た

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