冷凍したら解凍された【ころん】

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ころんside

僕は花屋に向かう前に

キャンディーを買う

僕が初めて入るようなかわいいお店

もうすぐホワイトデーだからか、

お店の中はカップルや、男の人で溢れていて

物凄く混んでいた

時間がかかりそう。

どうしよ、花屋行けるかな？

沢山の店員さんも忙しそうにしている。

3時間ほど並んでやっと僕の番が来た

袋もかわいくラッピングしてもらい、

女の子ならよろこんでくれそう。

Aもよろこんでくれるよね？

結局、ラッピングや、メッセージカードで時間を取られてしまい

辺りは暗くなっていた。

一番近くの花屋はもう閉まっていて

少し遠くの花屋に来た

僕は4種類の花を買おうと思ってたけど

運が悪いことに1種類足りない

店員に聞いても

店員「申し訳ありません、その花は品切れで珍しい花なので、入荷はかなり後かと．．．」

無いみたい、

いいや、3種類の花でもよろこんでよね？

こ「じゃあ、これと、これと、これをください」

先程の店員さんに頼む

店員「彼女さん？奥様ですか？」

こ「彼女です、ホワイトデーなので」

店員「優しい彼氏さんですね！きっとよろこんでくれますよ！」

こ「そうだといんですけど」

そんなことを話している間に店員さんは花を束ねていた

こ「あのーこの花注文してませんよ？」

頼んでいない花が散らばっていた

店員「1種類足りなかったんですよね？申し訳ないので私からのホワイトデー祝いです！がんばってくださいね！」

こ「花とか詳しくないけど、よろこんでもらえるようにがんばります！」

そう言って暗闇の中君が居る家へと帰った

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