ヤンキーに目をつけられまして（青） (ページ17)

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バーーーーーーン！！！！！！

「りゅーせー！！いる！？」

「…」
「…」
『…』

「…おっじゃましましたぁ！」

バタンッ

思わず流星さんと見つめ合う

見られた！！全く知らない男の人に！！！

流星さんはふはっと笑って、

「なー、望そこにいるんやろどうせ」

と言うと、扉が再びバーンと開いた。

「聞き耳たてようと思ったのバレた？」

ニヒヒっと笑いながら長身のモデルみたいな男の子が入ってきた。

「ごめんなあ、邪魔して。はじめまして。望ですぅ」

『は、はあ』

まだソファーに倒れたままの私に話しかけてきた。
なんか今日は色々な人に会うなあ…。

「ほんま邪魔やで」と言いながら流星さんは私を起こしてくれた。

「彼女出来たなら言ってやぁ。俺らの仲やん」

「んー、まだ彼女じゃないねん」

「ええっ」

「だから邪魔してくれてありがたかったかもしれんな」

ま、まだって…。