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かずくんが引き止める声を無視して家を出る
本当は「またねかずくん」っていい女ぶって余裕で振り向きたい
だけど本当の本当は「帰りたくない」って泣いて縋りたい
でもそれを本当にすることはできなくて
エレベーターが来るまでの数秒間
かずくんが追いかけてくれることをただ祈った
『…、…来てくれるわけないのに、バカみたい』
呟いたと同時に開いたエレベーター
オレンジの光が優しくて目をそらしそうになったけど
それができなかったのは
カナ「あれ？…あなた確かかずの、」
『……、』
カナ「……お友だち？」
負けたくなくて
だけどそう思ってる時点できっと負けてて
『…失礼します、』
カナ「……。」
震える喉から絞り出した声は
すごく惨めに聞こえた
『分かってたことじゃん、私…本当バカだ、』
可愛い彼女がいるって
すごく大切にしてる彼女がいるって知ったのは
出逢ってから割とすぐで
それは確か
私がかずくんに恋してるって自覚した頃で
二宮「すごい大切なんだよ、…あーなにこれ(笑)らしくねぇわな(笑)」
無邪気に笑うその笑顔を
大好きなその笑顔を
思い出すだけで今でも苦しくて仕方ないよ
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げんじゅな(プロフ) - それ君３の鍵はずしてほしいです！ (2015年6月20日 0時) (
レス) id: 0890802fab (このIDを非表示/違反報告)
菜央(プロフ) - 続きが楽しみですっ (2015年5月19日 23時) (レス) id: 0093de02b7 (このIDを非表示/違反報告)
菊 - 続きが気になります!! (2015年2月12日 1時) (携帯から) (レス) id: 885c07b081 (このIDを非表示/違反報告)
かっぴー - 子犬のワルツを読んでからすごくファンです！笑ニノの彼女さんの名前が私と一緒でうれしいんだか悲しいんだか複雑な気持ちになりました。(笑)これからも続き楽しみにしてます♪aimiさんのペースで頑張ってください。待ってます(*･ω･) (2014年11月13日 0時) (レス) id: 55f2637309 (このIDを非表示/違反報告)
1192 - これからがきになるーたのしみです (2014年10月27日 1時) (レス) id: 93b54746d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aimi*
| 作成日時：2014年10月19日 17時
