マフィアなWESTさん【JW】

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紫「カミちゃん、手持ちなに？」

緑「毒ガス…と小型ナイフ。
　 あと今回捕獲を任されてたから麻酔銃」

紫「じゃあ毒ガスで一発ちゃうのん」

緑「隠れるところがないから
　 俺らも吸っちゃうって」

紫「あ、そっか。…ってなったら」

緑「うん、接近戦。
　 人数もだいぶ減ったやろうし。
　 …いける？」

紫「得意分野や」



うなずきあって、立ち上がる。

みると、残りは十数人。

まだ見えにくいんかふらふらしてるし、
多分いけるやろ。


そういえば、カミちゃんが直接敵と対峙して
戦うところみるん久々やな。

　



　


　

動けないように骨を確実に砕きながら、倒していく。


カミちゃんをチラリとみると
素早く相手の懐にもぐって心臓をナイフで一突き。

軽々と攻撃をよけて
背後に回り首元をスパッと人撫で。


血が飛び散る中を軽やかに動くカミちゃんは、
まるで踊ってるみたいや。


綺麗やなぁ

なんて、場違いやけどそう思う。

心なしか生き生きしてるし、楽しそう。


そんなカミちゃんに感化されたんかな。

俺の拳にも一層力が入った。

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