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神「おん。じゃあ、おばさん。またねー！シゲもAもまた明日！」
「また明日ねー」
シゲ「じゃあ、俺も帰ります。A、またな！」
笑っているけど、いつもの笑顔じゃなくて。
寂しそうなそんな笑顔を見せて歩き出した。
しげの背中を見ながらお母さんにしげの事情を早口で話す。話終えるかどうかのところで、お母さんが
「しげくん！！」と大きい声で呼んで、駆け寄る。
驚いた顔で振り向くしげ。私もビックリしてとりあえずお母さんの後を追う。
「ご飯、食べていかない？」
目を真ん丸くして驚き続けるしげ。
「迷惑だったら断ってね」とお母さんが言うと
シゲ「迷惑なんかじゃありません！むしろ、ええんですか？迷惑じゃないですか？」
「作りすぎちゃったから食べてくれると嬉しいわ(笑)」
3人で家へと向かう。
しげのさっきの寂しそうな笑顔はもうどこにもなくて、今はキラキラした目で笑っている。
続く
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作者名：みぃ | 作成日時：2019年8月24日 15時
