【銀魂】恋する居候【土方十四郎】

超重要な質問 ページ5

「――え、ちょ、待って下さい二人共！」



･･と、なんだか混乱した様子で声を投げ込んできたのは眼鏡君で。



「はいはいなんでしょう」


「･････えっと、Aさんと銀さんは幼馴染で？」


「そっすね」


「･･･居候希望？なんですか？」


「そっすね」



まだよくわかっていなさそうなメガネ君にさっき銀時にしたのと同じ説明を繰り返し、「どうでしょう」と尋ねた。



「あ、いえ！僕は別に構いませんよ！あと敬語も大丈夫です！」


「あ、ありがと。･･･ってことは」



残るは女の子の方一人。どう手を打とう、と考えながらその子の方へ顔を向けると。




「――二人共、私から質問があるアル」



こっちが驚いてしまうくらい真剣な表情で言う女の子。生唾をゴクリと飲み込みながら続く言葉を待つ。


･･沈黙が、数秒続いて。









「――ズバリ二人は付き合ってるアルカ！！？」


ズコー、と私はずっこけた。この状況この雰囲気でそれ！？その質問！！？



「アホかお前は！どう考えても必要ねー質問だろそれ！」


「何言ってるアルか銀ちゃん！もしこれで二人が恋人とか言ったら私は乳繰り合ってる隣で寝なきゃいけないことになってしまうネ！！重大問題アル！」


「だからテメーはどこでそんな言葉覚えてくんだよ！」


「銀ちゃんとバカどもの会話」


「あぁごめんね銀さんが悪かったごめんねェェ！！？」




･･･････うん、なんだろこの、･･･うん。

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