【銀魂3z?】新婚さんにこんにちは【坂田銀八】

まさかまさかの ページ6

(･･･ホント、もう銀八は･･。)



何故あんなにも人をからかうんだろうか。アレか、ドSの性というやつか。･･･まったくもって迷惑だと思う。


(･･まぁ、私からそういうことしにいくのは少ないけどさ。)


でもやっぱり恥ずかしいし、とそこまで考えて。


(･･････だけど･･、)



――考えてみたらそれは、寂しいのかな、とか思ったり。




･････だって銀八の立場になってみると、自分から何かしらアクションを起こさない限り何もない、というわけで。･･もし私がそんなだったら寂しいかもしれない。



(――――って！)



ちょっとまった私！もしかしてこれ銀八の思うツボじゃない？奴ならそこまで考えていそうだし。･･･でもさっきの憶測が当たってたりしたら･･、･････それは、申し訳ないし。




「･･あーもう、」

よし、と両手を握り締めて。･･･覚悟は決まった。･･多分。




＊


【銀八side】


――がちゃ、とドアの開く音がした。目を向ければトイレにこもっていたAが戻ってきたようで。



「長かったじゃねーか。大か」


「････銀八は常識とデリカシーってもんを勉強してきて」



俺の言葉に返す声には、いつもより少しキレがなかった。･･何かあったのか？と不思議に思うもまさかトイレの中で誰かに傷つけられたとかんなことはねーだろうし。

取り敢えず訝しげな視線をそいつに向けていると。



「――――顔見たらぶっ飛ばす」



言いつつ、俺の首裏へ腕を回したA。



「･･････････。」




マジでかァァァァアアアアアアア！！！！

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