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神山｢じゃあ、今日はここまで。係の人は課題集めて放課後お願いね｣
なんて声と共に“課題教卓に置いとくな〜”と言って颯爽と教室を出ていく人達を見ながら、課題を探した。
《なぁ》
｢…ん？｣
いきなり声をかけられたら誰でもびっくりするよ…多分。なのに笑うこの彫りの深いイケメン…
｢…笑いすぎ｣
《ごめんごめん(笑)》
｢私寄るところあるから帰ってもいい？｣
《あ。せや、課題お願いしてもええ？》
｢ん？私の話聞いてた？｣
《寄るところあるんやろ？その前に、課題お願いしてもええ？》
この人は人の話を聞かないのか、はたまた聞こえてないのか…
前者だろうな
｢課題はクラス分揃ってるの？｣
《分からん》
この人を係にした先生恨みます…
《やば、ごめん！今度何か奢るから！！》
と足早に教室を後にした藤井くん
自分のプリントと鞄
そして、藤井くんに押し付けられたクラス分のプリントを持ち
今日神山先生と何回顔を合わせなきゃいけないんだろう…
なんて思いながら、職員室へと向かった
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作者名：巨人の飼い主 | 作成日時：2017年4月6日 1時
